【ピアノ伴奏で1番大切なこと】

     【ピアノ伴奏で1番大切なこと】

 

 こんばんは。ちーです!

 

 今回は『ピアノ伴奏で一番大切なこと』を

 

 私のピアノ伴奏のトラウマを含めて話させてください。

 

-♪-

 

 中学に入ってから初めての音楽祭。

 

 小学2年生から伴奏はたくさん経験してきたけれど

 

 緊張していました。

 

 曇りの日の体育館ステージ、独特な暗さの下

 

 曲が始まって

 

 伴奏の後半に差し掛かった時でした

 

 『あれ、ここのサビの繰り返し、もう弾いたっけ』

 

 こんなことある?って自分でも思うのですが、

 

 わからなくなりました

 

 『待って、どっちだ、でももう弾かなきゃ』

 

 リピート…!

 

 頭が真っ白になった私は

 

 ないはずの3回目のサビを弾き出してしまったのでした。

 

 ありえないミスに

 

 指揮者もびっくりして指揮を振る手は止まり

 

 歌も止まりました。

 

 友達や先生は私の罪悪感ができるだけ少なく済むように

 

 慰めてくれました

 

 それでも

 

 みんなの頑張りを私が壊してしまった

 

 申し訳ない気持ちと情けない気持ちでいっぱいになりました。

 

 あの時の指揮者の男の子の顔と

 

 体感10秒の会場のざわめきは

 

 忘れたくても忘れられません。

 

 

-♪-

 

 私があのとき、どうすべきだったのか。

 

 それは

 

 弾き続けるべき、でした

 

 どんなミスをしても

 

 どうにかして弾き続ける

 

 これこそが『ピアノ伴奏で1番大切なこと』

 

 だと思います。

 

 

 “伴奏者”は歌うみんなが道に迷ってしまわぬように

 

 優しく寄り添って進む“伴走者”であるべきなんだと

 

 今はそう思っています。

 

 だから伴走者が速すぎても

 

 一緒に進むことを急にやめてもいけない。

 

 ミスしたらすぐ

 

 片手でいいから続ける

 

 という心の準備をしておいてください。

 

 

-♪-

 

 メロディと伴奏が一緒になることで

 

 いろんな方向へ

 

 音楽の可能性は広がっていきます。

 

 幼稚園や保育園で開催される行事で

 

 保護者が観に来るのは頑張っている我が子の姿でしょう

 

 でも

 

 音楽は

 子どもたちとあなたが一緒につくるものでいい。

 

  と私は思っています(^^)

 

 

         ~本番前の練習30分はこれを意識~

         『ピアノ伴奏で1番大切なこと』は

          どんなミスをしても弾き続ける

             またね(^^)/~~~